代表・監督の池袋です。先日行われた『NOJIMA CUP』のレポートをお伝えします!
大会前日、会場のトッケイセキュリティ平塚総合体育館へ
今回のTリーグ個人戦『NOJIMA CUP』は、今期で5シーズン目を迎えるTリーグにとって初めての試みでした。
私個人はTリーグに4シーズンの間コーチとして関わってきましたが、今回のNOJIMA CUPは、演出、観客数、観客の雰囲気、試合内容がとても良かったと感じました。
特に大会初日の13日は大雨や強風に見舞われたにもかかわらず、1,122名の観客の皆さまが集まってくださったことに驚きました。男女決勝が行われた二日目も1,445名の皆さまが集まってくださいました。
会場近くの駅前には本大会のポスターを貼ってくださっているお店もあり、密かに嬉しくなりました。
このようなTリーグや本大会を皆さんに知っていただく取り組みは、今後の私たちの活動にも活かしていけそうです。
さて、今回の『NOJIMA CUP』は、京都カグヤライズにとってユニフォームのお披露目を兼ねた初陣でした。なんと、成本選手と松島選手の初顔合わせの日でもありました!
私の心配をよそに、すぐに打ち解けて和気あいあいとした姿を見せてくれました。
12日の組み合わせ抽選会では、成本選手が率先して松島選手と一緒にファンへのプレゼントにサインをしていました。他のチームの選手たちもとても協力的で、賑やかなひとときでした。
写真は掲載できないのですが、松島選手は石川佳純選手とツーショットが撮れてとても喜んでいました。
NOJIMA CUP 2022 松島 美空選手の試合
松島選手は加藤美優選手との対戦になりました。
世界卓球でベスト8の戦績を残している加藤選手のコースの厳しさ、ボールの回転量を身をもって体験したことは今後に繋げて欲しいです。
日本、世界のトップレベルとの漠然とした差を感じているとは思いますが、その差が少し具体的になったのではないかと思います。とてもよい刺激になったのではないでしょうか。
試合後は、取材に対してもしっかりと受け答えをしていました。取材後は全国ホープスが行われる東京へ移動していきました。(本当は石川佳純選手とも対戦したかったようです!)
NOJIMA CUP 2022 成本 綾海選手の試合
成本選手の1回戦の相手は、横井咲桜選手です。
横井選手は昨年のインターハイで三冠を獲得、昨シーズンは九州アスティーダに所属し、21試合に出場し活躍しています。強い選手と試合できることを理由にTリーグに参戦した成本選手にとってよい対戦相手でした。
横井選手は、両ハンド攻撃とサービスが持ち味です。成本選手はバックハンドの変化、フォアハンドでの強打、しゃがみ込みサービスを活かして4-2で勝利しました。
成本選手の2回戦の相手は早田ひな選手です。
どのゲームも1~2本の差ではあったものの、点数が欲しい場面でなかなか取らせてくれない印象でした。成本選手には、今後さらに引き出しを増やして、9月から始まるレギュラーシーズンでリベンジして欲しいです。
成本選手はホームのユニフォーム(紫)で初勝利を挙げてくれました。アウェーのユニフォームでの勝利はレギュラーシーズンにお預けです。
後日、松島選手が毎日新聞さんの『毎日小学生新聞(2022年8月20日)』にて取り上げられました。
こちらもぜひご覧ください!
▼毎日小学生新聞:卓球の試合を初観戦 スピードと迫力に圧倒
https://mainichi.jp/maisho/articles/20220820/kei/00s/00s/021000c